アイドルグループ「ナナコロビヤオキ」の「瀬戸内れもん」がこのほど、自身のX(旧ツイッター)を更新。前触れなく髪形を変更した理由について説明し、ファンから「まじでかっけぇ」「女神じゃん」と注目を集めている。
瀬戸内がデビューしたのは2024年7月、腰まで届くロングヘアがトレードマークだ。SNSなどでもツインテールをはじめとした、ロングを生かしたヘアスタイルを披露していた。
しかし、2月14日に「❤︎𝐇𝐀𝐏𝐏𝐘 𝐕𝐀𝐋𝐄𝐍𝐓𝐈𝐍𝐄❤︎」と題して投稿した写真では、一転して肩に届かないぐらいのショートヘア姿に変身。デビュー当時からロングヘアだった瀬戸内の衝撃の変化に、ファンからは「大サプライズすぎ」「オタクの都合のいい幻覚かと思った」「ショートに見える!?」と驚きの声が寄せられた。「ウィッグなどを着用した一時的なものなのか?」という疑問の声も浮かんでいた。
これに対して瀬戸内は同月15日に文書を公開し、「今回、僭越ながら髪の毛を寄付しました!」と正真正銘ショートヘアにしていたことと、ヘアドネーションをしていた事を明かした。ヘアドネーションとは、「がんなどの病気や事故で髪を失った人のために、ウィッグ(かつら)を提供する活動」のこと。誰でも寄付できるわけではなく、長さは「31センチ以上」必要で、髪にダメージがないことなど、さまざまな条件が必要となっている。
それらの厳しい条件を満たした上で髪を提供した瀬戸内。「最近、当たり前のことが当たり前でないと感じることが多くて、そんな悩みを抱える方々のお役に少しでも立ちたい」と理由を説明した。「アイドルとして、人として誰かの幸せのお手伝いをしたり、誰かの役に立てる人になりたいと改めて思いました」とアイドル活動との類似性にも言及した。
4月10日には自身の生誕イベントを控える中、この思い切った決断にファンからは「びっくりしたけどそういう事だったのか…すごいなぁ」「知っていても行動まではしない人が多い中こうして行動に移せるれもんは本当に凄いと思う」「髪質の問題とかもあるし普段からお手入れもしっかりしてたんやね」と賞賛の声が多く集まっていた。