スリランカで発生した全国的な大停電は、なんとサルが原因だったという。現地9日午前11時頃に発生した停電について、政府は首都コロンボの南にある発電所にサルが侵入したことが停電の理由と示唆した。
エネルギー相のクマラ・ジャヤコディ氏は「サルが送電網の変圧器に接触し、システムのバランスが崩れました」と発表した。
電力は徐々に回復しているものの、いまだに発電機に頼る状況にある住民もいる。
今回の事態にSNSでは、停電の“おかしな”面を見つつ当局を批判する声も上がっている。起業家のマリオ・ナウファル氏はXに綴った。「わんぱくザルが、コロンボの変電所で全停電を引き起こし、スリランカの送電網全部を麻痺させた。一匹のサル=大混乱。インフラを見直す時?」