【漫画】飼っていた猫が突然「たらこ唇」に!その段ボール もしかしたら危ない!? まさかのアレルギー反応

松田 和城 松田 和城
漫画「ねことダンボール」-1(楠あやとさんツイッターより)
漫画「ねことダンボール」-1(楠あやとさんツイッターより)

 猫が喜ぶと思い、ついつい段ボールを与えてしまう人がいるかもしれない。その思いやりが、猫を危険にさらす可能性があることを描いた漫画が注目を集めている。

 楠あやと(@Kusunoki_Ayato)さんは2月28日、「ねこと段ボール」とつづり漫画を投稿した。ネット注文で届いた電化製品関係の荷物が入っていた段ボール箱を猫にプレゼント。数日後、なぜか口を開けている猫ちゃんの姿があった。よく見ると唇部分が腫れ、〝たらこ唇〟になってしまっていた。「『かわいい!』と思うと同時に、口が開いてるのは病気の可能性もあると聞いたことがあったのですぐに違和感を抱き、確認したらたらこ唇だったので慌てました」と当時を振り返った。

 医者に猫からアレルギー反応が出ていることを告げられ、思い当たる節を問われた楠さん。フードやおもちゃは変えておらず、段ボールを与えたことを明かすと、原因の可能性があると指摘。保存環境によっては、きれいに見える段ボールでも肉眼で見えないダニや虫の卵、繁殖したカビなどが存在し、衛生面においてリスキーであることが説明された。「猫といえば段ボールのイメージがあり、まさか!と驚きました」と話した。

 段ボール撤去後、〝たらこ唇〟は完治し同様のアレルギー症状は出ていないという。楠さんは「自分の猫ちゃんに申し訳ない思いをさせたので、周りにも注意喚起したいと思った」と投稿の経緯を明かした。ツイートには「無事に治ってよかったです」「段ボールが危険というのは確かに盲点」「貴重な体験談の報告ありがとうございます」「我が家のにゃんこちゃんも段ボール大好きなので気を付けます」などの反応が寄せられている。

 反響が大きく、4日までで4000超のリツイート、6600以上の「いいね」を獲得。楠さんは「猫界隈だけでなく、フェレット界隈でも段ボールが主流だそうで、そちらでも注意喚起出来てよかったです」と喜びを語った。

 楠あやとさん:ツイッター

 楠あやとさんnote記事:漫画裏話、その他の漫画はコチラ!

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