俳優のエミリオ・エチェバリアさんが死去した。80歳だった。2002年のピアース・ブロスナン主演作「007/ダイ・アナザー・デイ」で演じた葉巻工場のマネジャー・ラウル役などでも知られたエチェバリアさんが4日、死去したことをメキシコ映画芸術科学アカデミーが発表した。死因については明かされていない。
70年代に舞台でキャリアをスタートさせ、その後メキシコの映画界に進出。「天国の口、終りの楽園」「アモーレス・ペロス」などに出演し、2000年代に入ってから「007/ダイ・アナザー・デイ」などをはじめとする英語の映画でもおなじみの顔となった。