カナダの女性歌手ネリー・ファータド(46)が、マーク・ウォールバーグ(53)の顔を赤くなるまでビンタし続けたという。ネリーは2008年のマーク主演のアクション映画『マックス・ペイン』に出演、自分のアイドルとの共演に慌てつつ、演技経験もなかったことからリハーサルから本気を出してしまったそうだ。
ポッドキャスト『ハンサム』でネリーはこう明かす。「短いシーンなんだけど、私はお通夜の席にいて、夫が亡くなったところでその原因がマーク・ウォールバーグの役のせいだった。そのシーンでマークに私は怒り心頭でね。役の名前は忘れたけど。彼はマックス・ペインだっけ?」「とにかくお通夜のシーンでエキストラがたくさんいて、自分は演技をしたこともなくプレッシャーを感じていた」「『マーク・ウォールバーグがセットに入って来る』って感じで、彼とのシーンでセリフがあるだけでなく、顔をひっぱたかなければいけなかった」「歌手であって俳優として素人な私は練習のために、彼を何度もひっぱたかなきゃって思っていたの」「それで『アクション』と言われて、ビンタしたら彼の顔が赤くなってね。でも本当にいい人で『ビンタの練習はする必要なし』とは言われなかった」「私はマーク・ウォールバーグをひっぱたきにそこにいて、14歳の自分からすれば『オーマイゴッド』って感じ」
一方シリアスなシーンで泣くことに難しさを覚えたものの、ようやく涙が出てその場を乗り切ったとネリーは続けた。
元パートナーのジャスパー・ガフニアとの間に21歳の娘、オッド・フューチャーのラッパー、ホッジーとの間に6歳の娘と5歳の息子がいるネリー、10代の頃は歌手マイキー・マークとして活動していたマークに惚れ込んでいたという。「13歳か14歳の時にマークのカルバン・クラインの広告ポスターを持っていた」「彼がカルバン・クラインに夢中だった時ね」「私にとって彼は初めての憧れの有名人だった」と振り返った。