シンガー・ソングライターの中西圭三(60)が25日、自身のX(旧ツイッター)を更新。顔面神経麻痺(ベル麻痺)と診断されたことを明かした。
中西は「ご報告」と題して、「昨日朝起きていつものように歯磨きをして口を濯ごうとしたら、何故か歯科治療で麻酔をした時のように水が溢れ、舌の痺れもあったりで、これはただ事では無いと感じ直ぐさま救急で病院に行き検査をして頂いたところ、脳には異常は無かったものの、顔面神経麻痺(ベル麻痺)中等症と診断されました」と投稿した。ベル麻痺(顔面神経麻痺)とは、顔面神経の機能不全によって、顔の片側の筋肉に突然筋力の低下や麻痺が起こる病気のこと。早期治療で改善につながりやすいとされている。
中西は現在の症状について「顔左半分に麻痺があり瞼も閉じられない状況です」と記し、今後については「現在旅先ということもありステロイド他を処方頂き治療しております。突然のことに動揺もしておりますが、病気と向き合いながら今できることで精一杯歩みを進めて参る所存です」とつづっていた。
中西圭三は1991年に「タンジェリンアイズ」でデビュー。同年にダンスボーカルグループのZOOへ「Choo Choo TRAIN」を提供し、一躍知名度を上げた(後にEXILEなどもカバー)。ブラックビスケッツ「Timing」や、NHKの子ども向け番組「おかあさんといっしょ」の体操曲「ぼよよん行進曲」などの提供でも知られている。