ギラン・バレー症候群の男性 カーペンターズの曲で身体機能回復 麻痺、言語障害から奇跡的に

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画像はイメージです(Choat/stock.adobe.com)
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 ギラン・バレー症候群を患う男性がカーペンターズの曲を聴いて麻痺が治ったという。英国男性のイアン・パーマーさん(71)は昨年6月にこの病気に罹り、ほぼ全身麻痺となり、言語障害も発生した。しかし『愛のプレリュード』などで知られる同デュオのヒット曲を聴き歌う中で再び歩行と会話ができるようになったそうだ。

 7カ月入院生活を送っていたパーマーさんは、医師からの音楽療法の勧めに最初は懐疑的だったそうだが、イングランドのプレストンにあるスー・ライダー・ニューロロジカル・ケア・センターのセラピスト、クレアさんと共に始めたところ身体の状態が劇的に変化したと、、デイリー・ミラー紙に語った。

 「スー・ライダーが最初にミュージックセラピーをすすめてきた時は、『何の役に立つんですか』と私は言っていました」

 「しかしクレアがそのやり方を説明してくれて、音を伸ばしながら歌うように言われました。私がそうしようとすると、かなりスタッカート気味でした。クレアは横隔膜を意識する必要があると言いましたが、私は、『その場所さえ私はわかりません!』と答えました。それから呼吸の仕方を彼女は教えてくれたのです」

 現在自宅に戻ったパーマーさんはこう続ける。「クレアは私がリラックスできるものを探していたので、こんな年齢の私にとってはカーペンターズがそれでした」「ポジティブな影響が出ています。私の家族が嘘を言っていなければですが、今彼らは私の言う事が理解できています」

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