故・安倍晋三元首相の妻・昭恵氏が17日までに自身の公式X(旧ツイッター)を更新。衆院選(27日投開票)に向け、自民党派閥の政治資金パーティーを巡る裏金事件に関与した萩生田光一元政調会長、丸川珠代・元五輪担当相を応援する投稿を続け、リプ欄には賛否の声が続いた。
昭恵氏は16日付のXに、東京24区に無所属で立候補した萩生田氏の応援で同日に八王子市を訪れた際の写真を添え、「萩生田光一さんには何としても当選してもらいたい…と主人が思ってるはず」と投稿。政治資金収支報告書への不記載額が2728万円あった萩生田氏は自民党の役職停止1年の処分を受け、党の公認を得られずに無所属での出馬となっている。
さらに、昭恵氏は17日朝のX投稿で「丸川珠代さんも厳しい選挙を戦っています。 女性がもっと活躍してほしい…」と丸川氏とのツーショット写真を添えて投票を呼び掛けた。政治資金収支報告書に822万円の不記載があり、党から戒告処分を受けた旧安倍派の丸川氏は参院から衆院に鞍替え。党の公認は得られ、東京7区から出馬したが、比例代表への重複立候補は認められていない。
昭恵氏の投稿に対し、フォロワーからは「昭恵さん優しいですね」「思いが通じると良いですね」「昭恵さんが言うなら応援するかな?と言う気分になる」といったエールがある半面、「萩生田光一さんには何としても説明してもらいたい…と国民は思ってる」「もう支持出来ない存在になりました」「そんな国会議員は不要です」「女性なら誰でも良いわけじゃありません」などと厳しい意見も続いた。