元Juice=Juiceの歌手・宮本佳林(25)が6日、都内で新作写真集「Prink」(ワニブックス)の発売イベントを行った。
4年4カ月ぶりに発売する写真集で初のセルフプロデュースを敢行。「120点ぐらいです。これ以上自分をかわいくするのが無理なんじゃないかというぐらい、かわいく撮れています」と自画自賛した。水着撮影は沖縄で、それ以外は関東近郊で実施。「ナチュラル」「ガーリー」「センシュアル」「ポップ」「ボーイッシュ」というコンセプトに合わせた、こだわりの世界観を展開。ソロ活動で培った表現力を存分に生かした。
宮本は喉が「声帯ポリープ」と診断され、9月7日に摘出手術を受けたことを発表していた。手術から1カ月。「今はリハビリ中で、前に使っていた声帯とは変わっているので、発声、歌、喋りの見直しを行っている状況です。違和感は少し残っていますが、この声帯と付き合っていきたい」と語り、発表されている12月のライブツアーに「年内にできるのは幸せ。今までとは違った宮本佳林を楽しんでほしい」と視線を向けた。
グループを卒業して3年半。「私自身はアイドルのつもりですが、見ている人がアイドルと言ってくれるのがアイドル。そうなれるように頑張ります」と語った宮本。憧れの松田聖子のように「ソロのアイドルのムーブメントがないと思うので、その一人としてやっていけたら」と決意を述べた。松田聖子のお気に入り曲は「赤い靴のバレリーナ」「マイアミ午前5時」だという。
ソロアイドルとして、つんくからの金言を胸に抱く。「ハロー!プロジェクトに入った時に、アイドルだけどアーティストの気持ちでないとダメだ、とつんく♂さんが話していました。卒業しても、その精神は変えないでいきたい。アイドルだけどアーティストだよね、と言ってもらえるパフォーマンスのまま、アイドルでいたい」と信念を掲げていた。
写真集を「自分でもストイックにがんばれたと思います。ぜひ皆さんに見ていただきたいです」とアピールした宮本。その輝きを各分野で放ち続ける。