映画『ファントム・スレッド』を最後に演技の世界から退いたダニエル・デイ=ルイス(67)が、息子の初監督作で俳優業に復帰することが分かった。2017年から一線を退いたダニエルだったが、息子ローナンがダニエルと脚本を共同執筆。映画監督デビューを飾る『アネモネ』に向け、撮影している姿が目撃された。
デッドラインによれば、この新作は父と息子、兄弟の関係と家族の絆について描かれるもので、ショーン・ビーンやサマンサ・モートン、サミュエル・ボトムリーらの出演も予定されているという。
先日、フォーカス・フィーチャーズとプランBが製作を手掛けるこの新作の現場で、ダニエルがショーンと一緒にいる姿を写真に撮られていたことから、俳優復帰の噂が浮上していた。
ダニエルは、アカデミー主演男優賞を3回受賞している唯一の俳優であることでも知られる。