ホアキン・フェニックス(49)は、もう役作りのために体重を減らすつもりはないという。2020年公開の『ジョーカー』で演じたアーサー・フレック役のために23・5キロほど痩せたことで話題になっていたホアキンは、当時、食事をほぼレタスと蒸し野菜にすることでその大幅な減量を実現したというが、日本で来月11日から公開予定の続編『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』に向けた役作りは、以前より困難だったと明かした。
ベネチア国際映画祭で開かれた記者会見でホアキンはこう話している。「ダイエットの詳細について話すつもりはない。誰も聞きたくないと思うから」「ただ、今回はもっと複雑だった。前回にはなかったダンスのリハーサルがたくさんあったから」「だから以前より大変に感じた。安全な方法ではあったけど」「でもそうだね、もう49歳だからまたやるべきではないだろうね。これで恐らく最後だ」
そして、今回は何キロやせたのか聞かれると、ホアキンは前作のプレスツアーの際にその話題について話したところ、その話ばかりになってしまっていたが、「自分はやるべきことをやってきただけだったのに、あまりにも大げさにしてしまった自分に最後の方は嫌気がさし、怒りさえ感じていた」として、同じくことを繰り返したくないと答えた。