「メリーに首ったけ」(1999年)などで知られる米俳優ベン・スティラーやマット・リーヴス監督らが、先日クエンティン・タランティーノ監督に酷評されていた俳優ポール・ダノを擁護している。
ダノがリドラー役を演じた「THE BATMAN-ザ・バットマン-」(2022年)でメガホンを取ったリーヴス監督は、ダノを「素晴らしい俳優」と称賛。スティラーはそこに両手を挙げて喜ぶ絵文字を返信した後、自身のアカウントで「ポール・ダノは最高だ」と綴った。ディズニー映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」(2021年)などで知られる俳優シム・リウも、「ポール・ダノは素晴らしい俳優だと思うけど」とXに綴った。
タランティーノ監督は先日、ポール・トーマス・アンダーソン監督作「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」(2008年)を21世紀の作品で5番目にお気に入りの映画に挙げていた。ただ、出演者であるダノについては「ダニエル・デイ=ルイスと共演したポールの演技が良ければ、もっと上位であっただろう」と名優の演技に圧倒されていたと評していた。