女優ルピタ・ニョンゴ(41)が、『ブラックパンサー』で主役を演じた共演者の故チャドウィック・ボーズマンさんに追悼メッセージを贈った。密かに患っていた大腸がんにより、2020年8月28日、43歳の若さで他界したチャドウィックさんを失った悲しみをルピタは「愛の代償」と表現している。
ルピタはインスタグラムに故人の写真を投稿し綴った。「悲しみは終わることがない。変化するだけ。それは通り道であって、とどまる場所ではない。悲しみは弱さの表れでもなければ、信仰の欠如でもない。愛の代償なのだ。チャドウィック・ボーズマンを偲んで。永遠に」
ルピタは先日、『クワイエット・プレイス:DAY 1』で演じた末期がんを患うキャラクターが、チャドウィックさんを失った悲しみを和らげてくれたと明かしていた。
人気シリーズの前日譚となる怪物ホラー映画でその役を演じたことについて、ルピタはピープル誌に語っていた。「(そのキャラクターは)本当に死が迫っていた。この世の終末が訪れる前にね。それを探求しなければいけないのは気が重かった。でも結局は大きな癒しとなった。私を根底から揺さぶったチャドウィック・ボーズマンの死をほんの数年前に経験したばかりだったから」
チャドウィックさんはシリーズ第2弾『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』の撮影開始前に他界したが、ルピタはナキア役を続投している。