オスカー俳優のデンゼル・ワシントン(69)が、引退前に「ブラックパンサー」シリーズ第3弾に出演することを明らかにした。2018年の『ブラックパンサー』、2022年の『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』に続く第3弾の存在について語ったのはデンゼルが初めてだ。
デンゼルは、オーストラリアの朝番組『トゥデイ』に出演した際に、語った。「僕のキャリアの現時点では、最高の人たちと仕事をすることにしか興味がないんだ。あとどれほど映画を作るかは分からないが、おそらくそれほど多くはないだろう。やったことのないことをやってみたいんだ」
また、引退までに演じてみたい役柄に関しては、 「僕は22歳でオセロを演じた。そして今70歳でそれを演じようとしている。その次はハンニバルだ。そのあとは、スティーヴ・マックィーンと映画の話をしている。その後、ライアン・クーグラーが次の『ブラックパンサー』で僕のために役を書いてくれるよ。その後、映画『オセロ』をやるつもりだ。その次は『リア王』。その後に引退するつもりだ」と続けた。
『ブラックパンサー』で主人公を演じた故チャドウィック・ボーズマンさんは、2020年にがんの闘病生活の末帰らぬ人となったが、かつて「デンゼル・ワシントンなしではブラックパンサーは存在しない」と宣言していた。