俳優マイケル・キートン(72)は、映画『バットガール』がお蔵入りになってもギャラが支払われるため気にしないことを明かした。ティム・バートン監督による1989年の『バットマン』で主役を演じたマイケルは、新作『バットガール』でもその役を再演する予定となっていたが、ワーナー・ブラザース・ディスカバリーは2022年、完成を目前にして製作を中止していた。
マイケルはGQとのインタビューの中で「どっちでも良かったから気にしてない。大作で面白く、いいギャラだった」と語った。
同作には主役の女優レスリー・グレイスをはじめ、J・K・シモンズ、ブレンダン・フレイザーらも出演していたが、マイケルは何よりも監督のアディル・エル・アルビとビラル・ファラー に同情するとして「彼らが好きだ。すごく良い人だよ。僕は彼らを応援してる。成功して欲しいと思っているよ。でもたぶん、彼らはとても残念な思いをしたと思う。それに僕も残念な気になる。僕自身は大丈夫だ」と続けている。
アルビとファラーのコンビは今年、ウィル・スミスとマーティン・ローレンス主演の人気シリーズ最新作『バッドボーイズ RIDE OR DIE』が公開となっているが、『バットガール』の製作中止が決定した当時、そのショックと悲しみの胸中を明かしていた。