月の土壌サンプルから初めて「水」発見 20年に中国無人探査機が持ち帰る、水分子があった

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 月の土壌サンプルから初めて「水」が見つかったこと分かった。中国科学院が、このほど2020年の宇宙ミッションで無人探査機「嫦娥(じょうが)5号」が持ち帰った土壌を検査したところ、水和分子が発見されたことを発表した。

 月面の水の存在は数年前から専門家らの間で認められていたものの、実際にその存在が証明されたのは今回が初。人類の月への移住の期待が高まっている。

 ネイチャー・アストロノミー誌に掲載された研究論文には「(岩石中の)アンモニウムの存在は月に住む際の資源としての可能性を浮き彫りにしています」「我々の発見は水分子が水和塩として、月の太陽光が当たる場所に存在する可能性を示してもいます」などと記されている。

 中国は、6月下旬に無人探査機「嫦娥6号」が、月の裏側で採取した土壌などの試料を持って地球に帰還したと明らかにした。月の裏側からサンプルを採取して持ち帰った最初の国として話題となっている。

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