2030年までに月に住むことが可能になるという。NASAの幹部ハワード・フー氏によると、米フロリダ州のケネディ・スペース・センターから先日打ち上げられた無人ロケット、アルテミス1の成功が月探査の未来を切り開くことになるそうだ。
「確実にこの10年で、(月に)人が継続して住むことになるでしょう。滞在時間にもよりますが、住居ができ、探査機が地上にある。月面に人々を送り、そこに彼らは住み実験を行うことになります」
「アルテミス計画」の一環である今回の試験飛行は25日間にわたり、有人の火星探査の重要なステップとなるそうで、フー氏はこう続けた。
「長期の本格的な宇宙探査の初めの一歩です。アメリカだけでなく世界のためのです」