寝ないといけない日に限って「布団に入ってもなかなか眠れない」。焦ってしまいさらに寝られなくなってしまう経験は誰しもあるだろう。そこでR&G社が社会人の男女500人に「睡眠」についてアンケートを実施。その結果をランキング形式で発表した。
まず「なかなか眠れない日はどれくらいありますか」と聞いたところ、週1~2回以上の人が全体の7割以上に及んだ。特に「次の日から仕事がある、休日の夜」などに、「明日仕事に行くのが嫌だ」と感じて眠れなくなる人が多数見られた。また「ほぼ毎日」と答えた人が14.2%も見られ、睡眠に深刻な悩みを抱えている人も多いことが伺える。
次に「眠れなくなる原因」について質問すると、圧倒的1位は「仕事や家庭でのストレス(298人)」で、全体の約6割。次いで「音が気になる(62人)」、「生活リズムの乱れ(58人)」、「スマホ・パソコンの見過ぎ(33人)」が続いた。ストレス以外の要因も挙がったが、ストレスのせいで「感覚が過敏になり、音が気になる」「現実逃避でスマホに没頭」といった意見が見られた。
また「眠れないときにすること」を聞くと、1位は「スマホ・パソコンを触る(157人)」に。スマホやパソコンのせいで眠れなくなるのに、眠れないとつい触ってしまう人も多いようだ。2位以下は「じっとしている(102人)」、「音楽・ラジオを聞く(74人)」、「無理に寝ようとしない(47人)」、「本・マンガを読む(37人)」と続き、なんとか寝ようと努力する人と、いったん諦めて別のことをする人に分かれた。
最後に「よく眠れるために試してよかった方法」を聞いたところ、1位は「運動して体を疲れさせる(74人)」に。「寝る前にスマホ・パソコンを触らない(65人)」、「寝る前にストレッチする(64人)」が続き、リラックスするために何らかの行動を付け加えている人が多くなっている。
◆参考サイト 株式会社R&G(https://r-andg.jp/)