1日14時間の断食に、健康上の利点があることが分かってきた。キングス・カレッジ・ロンドンの研究によると、10時間の中でだけ食事することにより、より良い睡眠が得られ、空腹感が減少するという。
特定の時間のみに食べる「インターミッテント・ファスティング(断続的断食)」はダイエット法として人気が高いものの、今回の研究によって体重を減らす以上に様々な健康におけるポジティブな効果があるという結果が得られた。
同大学博士課程のケイト・バーミンガム氏は話した。「今回の研究は食事の仕方の重要性を示す証拠として追加されるものです。食事の重要性とは何を食べるかだけでなく、その消費をいつするかでもあります。食事の制限は重要で、健康にとって利益があると言えます」
「今回の発見は私たちが常に食べている必要がないことを示しています。10時間に食事を制限をすることで、多くの人は満足感を得て、更には体重も減るのです」