ABC福戸アナ、午前2時過ぎ起床「慣れました」趣味はサーフィン、波を求めて宮崎へ一人旅も

中江 寿 中江 寿
ABCテレビ・福戸あやアナウンサー
ABCテレビ・福戸あやアナウンサー

 大阪・ABCテレビの福戸あやアナウンサーがこのほど、よろず~ニュースの取材に応じた。入社1年目から3年連続でキャスターを務める7月23日スタートの「甲子園への道」など、テレビやラジオで活躍する関西注目の女子アナが、番組に対する思い、これからの目標、プライベートなどについて語った。

 1年目の10月から担当している朝の情報番組「おはよう朝日です」は、やり直しの利かない面白さを感じている。「生放送だからこそ、楽しいこともあって。同じ事や想定していることは起きないので」。想定外の出来事に対する反応力については「鍛えているところ、という感じです」と苦笑いだった。午前5時からスタートで、起床時間は午前2時20分。「慣れました。もう完全に体のリズムがなっていると思います。休みの日でもいったんは5時に目が覚めますね」。〝超〟早起きは苦にしていない。

 土曜正午のラジオ番組「辛坊治郎の万博ラジオ」では、元読売テレビアナウンサーでジャーナリストの辛坊治郎氏と共演している。「本当にお話も上手ですし、笑いもいっぱい取られて、知識量がすごいですね。ゲストの方と対話をする時間があるんですけど、何を言われても、『こうこう、こうですね』『これってこうでしたね』と。知らないことは多分、ないんじゃないかなと思うくらい」。尊敬はもちろん、自分もそうなりたいと思う。「本当にいろいろなことに興味を持って勉強しないといけないなと」。大きな刺激を受けている。

 今年の6月5日には甲子園球場での阪神-楽天戦で初めてファーストピッチセレモニーを務めた。マウンドから投げたボールは惜しくもワンバウンド。「練習していた時は、ずっとちゃんと届いていて、本番ではストライクを取ろうと思っていたんですけど、ノーバンならず…」。悔しそうに振り返りながら「もし、チャレンジをする機会があったら、今度はノーバンを目指したいですね」と雪辱のチャンスを伺っている。

 休日は時間があればサーフィンに出かける。「(大学時代に)湘南に住んでいたので、もともと親しみはあって、やっている友人も多かったですけど、始めるきっかけがなくて…」。社会人になって始めるようになったのは「おはよう朝日です」で共演するお天気キャスターの正木明氏からのススメだった。「正木さんがサーファーで『サーフィンはいいよ』と聞いているうちに、行きたくなって、行ってみました」。再び意欲が湧いてきた。

 初めての時にボードに立てた感覚が忘れられず、すっかりはまってしまった。「普通に立っただけなんですけど、気持ちいいですし、うれしかったです」。友人とだけでなく、一人で行くこともあるという。昨年の夏休みは波を求めて宮崎県へ足を運んだ。「初めての一人旅で不安もあったんですけど、それでもやってみたくなるくらい、すごくサーフィンが好きで。波に乗れたときの気持ち良さ、乗れなくても楽しいです。波にもまれているのも幸せで、波に乗れたらまた幸せ…」。季節に関係なく、一年中、満喫している。

 担当してみたいのは音楽番組。「音楽を聞くのが好きので、いつか音楽に関わるようなできたらいいなあと。洋楽が好きで幅広く聞きます。スペイン語の曲もしゃべられないのですけど、言葉の響きが好きで」。カミラ・カベロ、セレーナ・ゴメス…。中でも一番大好きなアーティストはブルーノ・マーズ。「いつかインタビューをするのがひとつの夢です!」と目を輝かせた。

 入社3年目。「視聴者の方に信頼されるアナウンサーになりたいと思っています。そのためにも見てくださっている方の目線を忘れないように、情報をお伝えしたいですし、取材で私にだったら話してもいいかなと思ってもらえるようなアナウンサーになれるように、日々、努力をしています」。理想像を目指して、一日一日を積み重ねていく。

 ◆福戸あや 1999年4月7日生まれ、25歳。兵庫県出身。慶応大学卒業後、2022年にABCテレビ入社。テレビ「おはよう朝日です」(月~金、5・00)、ラジオ「辛坊治郎の万博ラジオ」(土、12・00)などを担当。7月23日スタートのABCテレビ・テレビ朝日系「甲子園への道」(※各地域によって放送時間は異なる)では入社1年目から3年連続でキャスターを務める。

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