ボーナスは年2回が最多、小規模企業では定期的にない企業は3割超 支給後に確認した方が良い4項目とは

よろず~ニュース調査班 よろず~ニュース調査班
画像はイメージです(suteyama/stock.adobe.com)
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 YouTubeチャンネル『脱・税理士スガワラくん』がこのほど、18歳以上25歳以下で社会人歴3年未満の会社員・男女全国300人を対象に「ボーナス」についてアンケート調査を実施した。

 まずは「勤務先の従業員数」について。最も多かったのは「100人以上500人未満」(25.0%)で、「1,000人以上」(24.3%)、「30人以上100人未満」(22.0%)と続いた。厚生労働省の区分で分けると、小規模企業勤務者は39.7%、中規模企業は36.0%、大企業は24.3%となった。

 次に「勤務先はボーナス(賞与)があるか?」聞いたところ、どの規模でも「2回ある」(小規模企業:50.4%、中規模企業:69.4%、大企業:68.5%)が最多となった。また、小企業では「ない」(小規模企業:21.8%、中規模企業:3.7%、大企業:11.0%)や「ある時とない時がある」(小規模企業:12.6%、中規模企業:4.6%、大企業:2.7%)も目立ち、定期的にボーナス(賞与)のない企業は中規模・大企業の1割前後なのに対し、小規模企業は3割超(34.4%)もあることがわかった。

 最後に「ボーナス(賞与)が1回以上ある」と回答した人に「支給月はいつか?」質問すると、企業規模にかかわらず「12月」に集中しており、「6月」、「7月」と続いた。小規模企業の「8月」(17.9%)と大企業の「3月」(11.0%)以外は、どの月も1割に満たない結果となった。

 またチャンネルを運営する税理士の菅原由一氏は、ボーナス支給後に確認した方が良い項目について以下の4つ挙げた。

 ・支給額

 支給された総額が正しいかどうか、企業から発表された賞与額と一致しているかをチェックします。

 ・控除額

 引かれている税金や保険料が正しく計算されているかと、所得税や社会保険料の計算に誤りがないか確認します。

 ・手取り額

 実際に受け取る金額である手取り額が適切に計算されているかを確認します。

 ・明細の内訳

 支給額や控除額の内訳が詳細に記載されているか確認します。どの項目にどれだけの金額が含まれているかを把握することが重要です。

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