火星の穴に、地球外生命体が潜んでいるかもしれないという考えが浮上した。古代の火山の噴火跡とされるクレーターのような穴が、放射線や過酷な環境から宇宙人を守っている可能性があるという。
人類の火星探査による調査が期待されている溶岩洞について、米パデュー大学の地球物理学者ブランドン・ジョンソン氏をはじめとした研究者の間で、このほど表面に開いた穴が天窓の役割を果たしているとの考えが示唆された。
ジョンソン氏は技術ニュースのオンラインメディア、ビジネス・インサイダーに語った。「我々は火星に複数の穴を発見しています。宇宙飛行士がそこを訪れ、放射線から身を守れる場所になる可能性があり、非常に興味深いです」