世界的名優ケビン・コスナー(69)が新人時代、コカイン使用のプレッシャーをかけられていたことを明かした。初出演作のクルーから勧められたそうで、何度も差し出されたことから、仕方なく受け入れたという。
ポッドキャスト番組『アームチェアー・エキスパート』で司会のダックス・シェパードにケビンはこう明かす。「電気技師たちがロックスターみたいな感じでやってきたんだ。彼らは準備をしていてね。3週間くらいケーブルを設置していて、そこにセットが作られた」「あるとき、彼らの控室に連れていかれて『ほら』って言われた。そこには少量のコカインが用意されていた」「それで『俺たちのために馬鹿げたことをやってくれてありがとよ』みたいなことを言われたよ」「だから僕はそれをやったけど、何も感じなかった。それから2度3度とやったね」
そんな経験を経て、ケビンはドラッグをやないことで仲間に入れなかったとしても、そのお金を別のことに使った方が良いと感じたそうで、「それでついに彼らに『なぁ、これっていくらするんだ?』って聞いた。そしたら『そこにあるので20ドル(約3100円)くらいだ』って言われたよ。だから『1つ言っていいかい?』って言ったんだ。そしたら『もちろんだよ、なんだ?』ってね。だから『僕は初のマイホームを買おうとしているところなんだ。だからその20ドルも足しになる。むしろその20ドルをくれないかな』って言ったんだよ。そしたら、すぐにそのグループから追い出された」と続けた。
しかし、時には死に至るその悪癖を避けられたことは結果的に幸運だったとして、「僕はドラッグをしたくなかったから仲間外れになったよ。でもコカインは好きじゃなかったから、ラッキーだったと言えるね。あれは何も僕には意味がなかった」と語っている。