岩田美香が至宝ベルト初防衛「誰が何と言おうと私がチャンピオン」VENY撃破【センダイガールズ】

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
センダイガールズワールド選手権を制し、初防衛に成功した岩田美香=24年4・14センダイガールズ後楽園大会
センダイガールズワールド選手権を制し、初防衛に成功した岩田美香=24年4・14センダイガールズ後楽園大会

 センダイガールズ(仙女)の東京・後楽園ホール大会が14日に行われ、団体の至宝を巡るセンダイガールズワールド選手権試合は王者の岩田美香がVENYを下し、初防衛に成功した。13分23秒、雷音(シットダウン式変形墓石落とし)からの片エビ固めで3カウントを奪った。

 多彩な蹴り技を武器にする実力者同士、頭部を容赦なく攻撃し合う消耗戦となった。VENYが長身から月面水爆をリング内外へ繰り出しペースを握るも、岩田が精神力で3カウントを許さず、最後はキックの乱れ打ちからのランニングニー、雷音で決着を付けた。

 岩田はリング上で「いつもスカシているVENYは嫌いだが、今日はすごく熱かった。熱くて強いVENYと次やるときは、私はもっと強くなる。このベルトの価値をもっともっと上げていく」と宣言。ファンとともに「一、十、百、仙女ッ!」と拳を突き上げ、大会のメインを締めた。

 バックステージでは「誰が何と言おうと私がチャンピオン、たくさんの使命がある。誰が来ようとベルトへの思いは負けない。もっともっと防衛して、私なりのチャンピオン像を作っていく」と改めて宣言。昨年1月には同王座選手権で挑戦者として敗れた因縁の相手を撃破。「相手の手の内、粘り、負けん気の強さは分かっている。正直、気持ちでしかない。最初やられたのも想定内」としつつ、「あれだけラッシュをかけてくるVENYは、今までのスカしている姿とは違った」と相手を賛えた。

 次防衛戦の相手は未定だが「若手が力を伸ばしているし、仙女に一体感があるからこそ、もっと狙ってきてほしい」と骨のある挑戦者の名乗りを希望した。

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