俳優ウィル・スミスは、ハリウッドでカムバックを果たすにあたり、アカデミー賞での平手打ち事件に「正面」から取り組む意向だという。6月に日本公開の『バッドボーイズRIDE OR DIE』でマーティン・ローレンスと共演しているウィルは、現在公開に先駆けた大掛かりなプロモーションの準備に入っている。
ある関係者は、ザ・サン紙にこう話している。「この映画は大きなカムバックで、ウィルのチームは、彼を全面的に表に出すべく準備を進めています」
『バッドボーイズRIDE OR DIE』 は、2022年のアカデミー賞授賞式でウィルがクリス・ロックを平手打ちして以来、初となる大作映画となっており、ウィルはプロモーション・キャンペーン中、その「気まずい話題」に言及してゆくつもりだという。
同関係者は、「彼は、平手打ち事件に正面から取り組み、彼がその後どれほど変わったか語ります。極秘で6年以上前から別居中であることが明らかになった妻ジェイダとの結婚についても語る可能性が高いですね」「平手打ち事件は、今でも気まずい話題ですが、彼は正面から取り組みます」「アメリカの人気番組のいくつかに出演が決まっていますし、ざっくばらんに話すつもりですよ」「人々は罪をあがなう話が大好きですし、ウィルは自らの向上に努力を重ねてきました。また彼には、カムバックして大活躍することを願う巨大なファンベースがありますから」と説明する。
ウィルは、アカデミー賞での行動をクリスに謝罪、「あれが混乱を招き、ショックだったことは分かっています。しかし私は、世界に光と愛、喜びをもたらすことに深く献身し、情熱を注ぐことを約束します。もし待ってくれたなら、私たちが再び友達となれることを約束します」と声明を出していた。