立花孝志氏 来夏参院選でN党の得票率2%下回れば「政治家いったん辞めます」国政政党復帰へ背水

杉田 康人 杉田 康人
立花孝志氏
立花孝志氏

 政治団体・NHKから国民を守る党の立花孝志党首(56)が26日、国会内での定例会見で、2025年夏に予定される参院選に関して「来年の夏(得票率が)2%取れなかったら、政治家辞めようと思っている。いったん辞めます」と述べた。

 公職選挙法で、政党要件を得るためには所属の国会議員が5人以上いるか、衆院選、参院選の選挙区もしくは比例代表で2%以上得票する必要がある。

 立花氏は「来年、NHKから国民を守る党という形で参院選に挑戦することは決めてます」と、プランを明らかにした。

 みんなでつくる党の大津綾香氏(31)との代表権争いが続くだけに、立花氏は「国政政党として争えるのか。それとも政治団体として国会議員が2人、あるいは何人か呼ぼうとしてますけど、何とか5人集めることができれば国政政党になるし…っていう考え」と話し、改選を迎えるN党の浜田聡参院議員(47)が全国比例で出馬する方向だ。

 7日投開票の東京都知事選では、ポスター掲示場を〝ジャック〟し、世間の耳目を集めた。「都知事選に候補者を出したことが(参院選の)前哨戦。一番効果が大きい。これだけ話題になっているわけなんで。エネルギーを来年の参議院選挙に向けて、お金とパワーを集中していく。投票率が60%くらいになると、メディアの力によって浮動票が変わってくる」と豪語した。

 立花氏は、参院選での得票率2%到達に向けて「政治家辞めようと思っている。ちょっとゴルフさせてください。必要な時に復活します。来年の参議院選挙に向けて、全力で戦いますけど…」と、背水の陣で臨む構えだ。

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