山崎製パン株式会社は「近鉄」、「京阪」、「南海」、「阪急」の関西私鉄4社とコラボした「ランチパック」4品を発売すると発表した。「電車にのって味めぐり」をテーマに各社の沿線の名所や名物、車両にちなんだ新商品。4月1日から5月31日出荷分までの期間限定で、関西、中京を中心とした『デイリーヤマザキ』『ヤマザキショップ』をはじめ、スーパー等のヤマザキ製品の取扱店で買うことができる。
「近鉄」とコラボした「ランチパック(とんてき風味)」は、「とんてき」をイメージしウスターソースベースのたれで味付けした豚挽肉使用のとんてき風フィリングをサンドした。
「京阪」とコラボした「ランチパック(みたらし団子風味)」は、出町柳駅が最寄り駅の下鴨神社が「みたらし団子発祥の地」といわれていることから、みたらし団子をイメージして求肥とみたらし団子風味のたれをサンドした。
「南海」とコラボした「ランチパック(けし餅風味と抹茶ホイップ)」は、一方のパンには堺名物の「けし餅」をイメージした求肥(ぎゅうひ)シートとけしの実入りのこしあんをサンド。もう一方のパンには抹茶ホイップをサンドした。
「阪急」とコラボした「ランチパック(マロンあん&チョコホイップと小倉あん&抹茶ホイップ)」は、一方のパンには阪急電車の車体色マルーンカラーをイメージしたマロンあんとチョコホイップをサンド。もう一方には、やはり車体色に似ている小倉あんと座席の色をイメージした抹茶ホイップをサンドした。
誕生のきっかけについて担当者は「2025年の大阪・関西万博に向けて、関西の地域を盛り上げたいというのがありまして」と意図を説明。「阪急さんがX(旧ツイッター)でつぶやいてくださったりして、鉄道ファンの方が素早く反応してくださったり、ネットで紹介されたりしたこともありまして」と反響は大きい様子。今後は発売期間の延長、関東地区での発売なども検討していくという。