絶滅した鳥、ドードーの復活プロジェクトが前進しているという。既にドードーの全ゲノム配列は完了。米国の遺伝子工学会社コロッサル・バイオサイエンスがモーリシャス野生生物財団と共同して、飛ばない鳥ドードーの適切な生息地を見つける研究を進めている。
古生物学者のベス・シャピロ博士は「ドードーは私たち人間が本来の生息地から追い出し、絶滅させた種の典型例です。コロッサルとモーリシャスの人々と共同で、 ドードーを復活させ、最終的に野生に戻すことを楽しみにしています」と説明した。
コロッサル社では、ドードーの他にも、ケナガマンモスやタスマニアタイガーの復活プロジェクトが進行中だという。同社の共同設立者ベン・ラム氏は「ドードーをモーリシャスで野生化させることは重要な一歩となります」と話した。