スーパーマーケットのクレーマー対策がSNS上で大きな注目を集めている。
「とあるスーパーのレジに、これ貼ってあるんだが、未だに理解できない。
世界中で日本くらいだろな、こんなくだらないクレーマー対策は😩」
とその模様を紹介したのはAlunim(@AluminiumMania)さん。
店内に張り出された「従業員も水分補給をさせていただいております 店長」という掲示。これは東京都日野市のごくごく一般的なスーパーマーケットで撮影したものだということだが、こんな当然のことを張り出さなければならないということは、やはり悪質なクレーマーが存在するということなのだろう。
今回の投稿に対し、SNSユーザー達からは
「消防署や警察の人が、コンビニでお昼ご飯を買うだけで、文句が来る時代ですからね」
「理解できないですよね。
こんなのもみました。→『従業員もトイレを利用させていただいております。尚、挨拶は控えさせていただいております。』」
「仕事時間中は食事はおろか、水も飲んではならない謎ルールは根強く残ってます
因みに座ったり一時的に休むのも駄目だとされてて地獄ですね」
「『お客様は神様です』
この言葉がすべての元凶だと思う。もはや呪いの言葉」
など数々の驚きの声、共感の声が寄せられている。
Alunimさんにお話を聞いたところ
「クレーム対策にしては過剰な反応ではないかと少し呆れましたが、店側にとっては深刻な問題だったのだと思います。こんなに反響があるとは思ってませんでしたが、それだけ皆さん同じように思うところがあったのかと」
ということ。
悪質なクレーム、いわゆる カスタマーハラスメント」の急増をうけ、厚生労働省は2021年に「カスハラの対応マニュアル」の策定。ハラスメントを想定した事前準備、実際に起こった際の対応など、カスタマーハラスメント対策の基本的な枠組みを記載している。お悩みの方はぜひチェックしていただきたい。
Alunimさん関連情報
Xアカウント:https://twitter.com/AluminiumMania
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厚生労働省「カスタマーハラスメント対策企業マニュアル」:https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24067.html