全国のJR線の快速・普通列車の普通車自由席やバス高速輸送システム、JR西日本宮島フェリーを自由に乗り降りできる青春18きっぷ。
今、SNS上ではそんな青春18きっぷを使った場合の、東京駅から各都道府県の代表駅までの所要時間を可視化したマップが大きな注目を集めている。
「18きっぷで東京駅を始発で出発すると都道府県代表駅にいつ到着できるか
※山口県のみ新山口駅まで」
とマップを紹介したのは千葉神さん(@Chibalove_Japan)。
関東に加え山梨、静岡へは午前9時までに、さらに愛知、岐阜、新潟、福島へは午前10時までに、という具合に東京駅からのおおよその所要時間が一目瞭然にわかるこのマップ。
青春18きっぷで旅したことがあると思われるSNSユーザー達からは
「一目瞭然で俯瞰できる図がありがたいです✨
細かいところはあるにしても
学生以来、青春18っまだあったんだ!〜と感動しました」
「鹿児島と宮崎なんでと思ったけど宗太郎越えがあるからか」
「学生時代、朝 東京を発って #青春18きっぷ で福岡帰ったことあったばい。
ちょうど翌日の朝に着いた記憶。」
「北海道はオプション券行使だよね…」
など数々の熱い声が寄せられている。
千葉神さんにお話を聞いた。
ーー今回のテーマを思い付かれたきっかけをお聞かせください。
千葉神:18きっぷは今まで日帰りでしか使ったことが無かったため、大学生になったら18きっぷで遠出をしたいと思って製作しました。18きっぷは値段が安いことは言わずもがな、途中下車が容易であったり、車窓をゆっくりと眺めることができるなど、新幹線にはない魅力があります。
ーーマップを制作されて発見されたこと、興味がわいたことなどあればお聞かせください
千葉神:東京からは本州の全都道府県に1日で上陸できることがわかりました。また、日帰り可能圏などについても興味がわきました。
ーー投稿の反響へのご感想をお聞かせください。
千葉神:想像以上に大きな反応でした。18きっぷを愛用してる方が多いことを感じました。
◇ ◇
北陸新幹線の敦賀延伸後は所要時間に変化が生じる可能性が、また18きっぷ利用者のみが購入できるきっぷ(おれんじ18フリーきっぷなど)を購入した場合では所要時間の短縮が可能な場合があるそうだ。ともあれ時間さえ自由にあれば安価にいろんな場所を旅できる青春18きっぷ。旅好きの方にはぜひご利用いただきたいと思う。
なお、今回の話題を提供してくれた千葉神さんは日本の路線図を暗記するほどの豊富な知識を元に、日々さまざまな鉄道情報、地理情報を発信している。ご興味ある方はぜひチェックを。
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