父「チョコの銀紙を丸めて大きくしよ」→12年後「すげぇっ!」規格外の巨大っぷりが大反響「継続は力なり」

藤丸 紘生 藤丸 紘生
 チョコの銀紙 ※画像はイメージです(beeboys/stock.adobe.com)
 チョコの銀紙 ※画像はイメージです(beeboys/stock.adobe.com)

 塵も積もれば山となる。このことわざを体現するかのような「銀色の球体」が大反響を集めている。

 話題を呼んでいるのは、NEGUSE(@neguse_art)さんが自身のX(旧・ツイッター)に投稿した写真だ。畳の上に置かれている、銀色の球体。手のひらに乗せてみると、手のほとんどが隠れてしまうほどの大きさ。重量はなんと約1.0キロだという。

 謎に満ちた球体について、NEGUSEさんは「父がキスチョコの銀紙を丸めて育てている銀ボールです」とまさかの正体をつづった。

 独特の円すい形で知られるキスチョコは一つ一つが銀紙で包まれている。その銀紙を丸め続けた結果が、話題を呼んだ写真の通り。一体、どれだけの歳月と枚数をかけたのかと驚く仕上がりだ。

 投稿も26日時点で約12万件のいいねを獲得し「すげぇっ!!!」「継続は力なりですね」「凄いっ!!しかもきれいな丸!!」「こういうの作るお父さん楽しいだろうなー!」「す、すごい、キスチョコ何個召し上がったんだろう」などの声が寄せられる大反響となっている。

 NEGUSEさんによれば、お父さんが銀紙を丸めて育て始めたのは2012年1月とのこと。野球ボールにペンキを塗り続けて大きくした人が海外にいるというニュースをテレビで見て触発されたという。2018年ごろ、アルミホイルを丸めて鉄球を作る動画がYouTubeなどの間で流行したが、その6年前から既に挑戦は始まっていたことになる。

 冷蔵庫にストックしてあるというキスチョコを気が向いた時に食べ、残った銀紙を接着剤で貼り付け、テーブルに押し付けながら丸めているという。これをコツコツと繰り返すこと丸12年。気付けば、重量約1.0キロの立派な球体に。開始当時、NEGUSEさんは「父は以前からこういうものを作る事があったので、また何か始まったと思った」というが「ここまで続くとは思いませんでした」と率直な心境を明かした。その上で「これからも続けてほしいです」と応援。家族全員が集まる時はチョコだけを食べ、銀紙は保存容器に保管して協力しているという。

 長きにわたる銀ボール育成、そのゴールはどこにあるのか―。NEGUSEさんがお父さんに聞いたところ、「絶対無理だと思うけれど、直径1メートル!」と規格外の返答。飽くなき育成はまだまだ終わりそうにない。

 ちなみに、NEGUSEさんもSNSに自身の寝癖写真をアップしている。「インスタグラムを始めたのはいいものの、特に投稿するものが無いなと思っていた時にツイッターに寝癖を載せたらフォロワーさんから『もはやアートじゃん』と言われたのでこれだ!と思い始めました」と2018年から毎日投稿。お父さんに負けず劣らずの継続力を発揮している。

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