キャンプやグランピングを中心としたアウトドア総合情報サイト「TAKIBI」を運営する株式会社フォーイットがこのほど、全国の18~59歳の男女500人(各年代100人ずつ)を対象に行った「キャンプのきっかけ」について調査した結果を発表した。
「キャンプを始めた・しようと思った1番のきっかけは何ですか?」という質問で1位だった回答は「自然を楽しむため」の22・0%だった。「キャンプ飯を楽しむため」が2位で9・0%、3位が「友人・家族の影響」の8・0%。キャンプを題材にしたアニメ「ゆるキャン△」などが人気となったこともあり、「テレビ・アニメ・雑誌・漫画の影響」も3・0%で6位に入った。「キャンプをしたことがない」は40・6%で、回答者の約6割がキャンプ経験があるという結果だった。
男女別で見ると、キャンプ経験がある人は女性よりも男性が多い。きっかけとして最も男女差が大きかったのは「自然を楽しむため」で、男性の回答率が約10%上回っている。一方で「友人・家族の影響」と「子供にアウトドアを経験させるため」では女性の回答率が上回っていて、女性は友人や家族など人との繋がりからキャンプを始める傾向にあるとみられる。
また、キャンプを始めたきっかけとして、20代では「SNSの影響」が6・0%と全年代で最多となった。最近ではタレントのヒロシやお笑いコンビ・バイきんぐの西村瑞樹のように、YouTubeで配信されているソロキャンプ動画も人気。SNSでキャンプやアウトドアの情報を発信するインフルエンサーも増えており、デジタルネイティブ世代である20代に大きな影響を与えているとみられる。
◆出典元 https://www.takibi-reservation.style/media/questionnaire/131735/