女子プロレスラーの上福ゆき(30)が26日、都内で初写真集「脚罪」(SW)の発売記念イベントを開き、開始前に取材に応じた。
上福は東京女子プロレスに所属。173センチの長身から繰り出すドロップキックと逆水平チョップを武器にインターナショナル・プリンセス王座を獲得するなど活躍している。股下83センチの美脚を全開させたサロペット姿で登場した上福は写真集について「最初だけど、これで完結しても悔いはないかなっていうものができた」と自信をみせた。
足に特化した、大人の魅力を描いた写真集。下着での開脚姿やひもで縛られる姿など大胆カットが多数収録された。リアル感を大事にしたかったといい、試合で生まれた〝勲章〟はあえて修正しなかった。「傷が常々できることを隠さない方針でいきました。アザとかかさぶたが結構そのまま写っています。あとは30代の女として肌のシワ、オイリー肌になるところとかをそのまま写しました」と明かした。
11月11日に発売され、プロレスラーとして素をさらけ出した内容は周囲からも好評だった。芸人グループ「ショウガールズ」のリーダーでリングアナウンサーを務める野中美智子、格闘技イベント「RIZIN」に出場経験がある総合格闘家・新居すぐるらが購入したといい「フェイク感がないっていうのを近しい人が言ってくれたので届けたいものが届けられたのかなって気がしています」と手応えを口にした。
表紙、タイトルにもプロレス要素を詰め込んだ。表紙はお風呂場で自分の足をなめているカットで「自分にとって足がプロレス的にもタレント活動的にも武器だったので、それをひそかに大事にしている雰囲気を出したかった」と説明。タイトル「脚罪」については「足を使って人を蹴るっていうのも罪っぽいなって思って。自分の足を罪に見立てたかった」といたずらっぽく語った。
今後もグラビアとプロレスの〝二刀流〟に意欲を見せた上福。来年の目標を聞かれると「全くやったことがないことを始めてみたい。何だか分からないですけど良いものに出会えたら、すぐに諦めず、とりあえず1回はチャレンジしてみようと思います」と〝三刀流〟の可能性を示した。