日本一の漫才師を決める「M-1グランプリ2023」が24日、東京・テレビ朝日などで行われ、午後3時からは敗者復活戦が行われシシガシラが初の決勝進出を決めた。
今回から敗者復活戦のルールが大きく変更。準決勝で敗れた21組が7組ずつA、B、Cの3ブロックに分かれネタを披露。まず「1組目対2組目」の勝ち残りで暫定1位を決め、3組目、4組目と暫定1位を決め続けるタイマン形式で実施。各ブロック審査は観客からランダムで選ばれた500人が務め、結果はパーセンテージで表示される。各ブロック1位の3組から、最後に芸人審査員から最も多くの票を得た1組が決勝に復活する。
Cブロックを突破したはシシガシラが、Aブロックのヘンダーソン、Cブロックのナイチンゲールダンスを下した。芸人審査員のノンスタイル・石田明、アンタッチャブル・柴田英嗣、マヂカルラブリー・野田クリスタル、かまいたち・山内健司、錦鯉・渡辺隆による最終審査はシシガシラ4票、ヘンダーソン1票の結果だった
各ブロックの配置、出番順は準決勝の成績を元に決められた。ヘンダーソンはブロック7番手、ナイチンゲールダンスは同6番手と後半の出番が好結果をつかんでいたが、シシガシラは同3番手から躍進を遂げた。ブロック審査では脇田のハゲと名曲をテーマにしたネタを披露し、ノンスタイル・石田明が「ハゲネタはダサくなりがちなのにオシャレ」と感想を述べるなど、絶賛が相次いでいた。
夜の決勝は、さや香、真空ジェシカ、ダンビラムーチョ、カベポスター、くらげ、マユリカ、令和ロマン、ヤーレンズ、モグライダー、シシガシラの10組で争われる。
なお、敗者復活戦A、B、Cブロックの出場組は次の通り。
【A】華山、ぎょうぶ、ロングコートダディ、ニッポンの社長、ヘンダーソン、ママタルト、20世紀
【B】オズワルド、豪快キャプテン、エバース、ナイチンゲールダンス、鬼としみちゃむ、トム・ブラウン、スタミナパン
【C】フースーヤ、バッテリィズ、シシガシラ、ななまがり、きしたかの、ダイタク、ドーナツ・ピーナツ