日本一の漫才師を決める「M-1グランプリ2023」が24日、東京・テレビ朝日などで行われ、午後3時からは敗者復活戦が行われた。準決勝で決勝進出を逃した21組が出場し、Bブロックではナイチンゲールダンスが、Aブロックのヘンダーソンに続いて、最終審査進出を決めた。
今回から敗者復活戦のルールが大きく変更。準決勝で敗れた21組が7組ずつA、B、Cの3ブロックに分かれネタを披露。まず「1組目対2組目」の勝ち残りで暫定1位を決め、3組目、4組目と暫定1位を決め続けるタイマン形式で実施。各ブロック審査は観客からランダムで選ばれた500人が務め、結果はパーセンテージで表示される。各ブロック1位の3組から、最後に芸人審査員から最も多くの票を得た1組が決勝に復活する。
Bブロックは1番手に豪快キャプテン、2番手に鬼としみちゃむが登場し、鬼としみちゃむが得票率89%で暫定1位に立つと、3番手のスタミナパンは同53%で、4番手のトム・ブラウンは同53%、5番手のエバースは同80%で、6番手のナイチンゲールダンスは同67%と次々に暫定1位が交代した。最終7番手には昨年まで4年連続決勝進出中のオズワルドが登場。ナイチンゲールダンスが同73%でオズワルドを撃破した。
ナイチンゲールダンスの中野なかるてぃんは「これで芸能人と付き合える」と喜ぶと、タレントの井上咲楽と交際2年であることが判明したオズワルド・畠中悠は「(決勝に)3回出ないと」とクールに対応。伊藤俊介は「新時代の到来といったところか」と少し残念そうな顔を浮かべた。
芸人審査員にはノンスタイル・石田明、アンタッチャブル・柴田英嗣、マヂカルラブリー・野田クリスタル、かまいたち・山内健司、錦鯉・渡辺隆が務める。また、夜の決勝には、さや香、真空ジェシカ、ダンビラムーチョ、カベポスター、くらげ、マユリカ、令和ロマン、ヤーレンズ、モグライダーの9組が既に進出を決めている。
なお、A、B、Cブロックの出場組は次の通り。
【A】華山、ぎょうぶ、ロングコートダディ、ニッポンの社長、ヘンダーソン、ママタルト、20世紀
【B】オズワルド、豪快キャプテン、エバース、ナイチンゲールダンス、鬼としみちゃむ、トム・ブラウン、スタミナパン
【C】フースーヤ、バッテリィズ、シシガシラ、ななまがり、きしたかの、ダイタク、ドーナツ・ピーナツ