立憲民主党の岡田克也幹事長(70)が12日、国会内での定例会見で、2024年5月に開催を予定していた党の政治資金パーティーについて「常任幹事会で5月に開催するという報告をしておりました。今の状況を見ると、現時点で具体的な計画を持たないという風に考えております」と話し、中止する考えを明らかにした。
自民党派閥の政治資金パーティーをめぐる問題を受け、岡田氏は「自民党の派閥の問題、裏金の問題が顕在化してまいりましたので、ずっと凍結しておりました。簡単に問題は解明されないと思います。それに対して、どういう対策を講じていくかということもこれからの議論。そういう状況の中で、いったんこの党パーティーは白紙に戻すということを執行役員会に報告をして、了解を得た」と説明した。
岡田氏は「党がルールに基づいてパーティーをやることが、私は税金ですべて成り立っているというよりは、自己資金を持つってことは悪いことではないと思っております」とも述べた。同党の泉健太代表(49)は、8日の定例会見で「今決まっている状況ではない。やらない可能性もある」としていた。