ジル・バイデン米大統領夫人 初デートにスーツ着てきた夫をネタに 妻と娘を亡くしていた大統領の決意感じ

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ジル・バイデン米大統領夫人
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 ジル・バイデン米大統領夫人(72)が、夫の“お堅い”服のセンスをネタにした。1977年にジョー・バイデン現米大統領 (80) と結婚したジル夫人は、ヒッピースタイルの服に夢中だった1975年、初めてのデートの夜にスーツ姿で現れたバイデン氏を見て「1回きりのデート」で済むことを神に感謝したと明かしている。

 ジル夫人は、ニューヨークのアッパー・イーストサイドにあるロトス・クラブで行われた夫のための資金集めパーティーで語った。「70年代は、ベトナム戦争、ラブビーズ、男女同権の時代でした。私は髪を腰の辺りまで長くしていて、付き合った男性のほとんどもそうでした」「そして、ある日突然デートに誘われて、その晩、ハンサムな若い上院議員が私の家にやってきました」「彼の完璧なスーツと革のローファーを一目見て、私は『1回きりのデートで済むわね。よかった!』と思いました」

 しかし、ジル夫人は「1回のデートがプロポーズに発展したのです。正直に言うと、これは私の将来のプランに入ってなかったので、5回プロポーズされました」と続けた。

 当時の戸惑いについて「それ以上に、私だけでなく多くの方がご存じのように、その数年前にジョーの妻ネイリアさんと赤ちゃんだった娘さんが交通事故で亡くなったということがあります」とジル夫人は振り返った。

 バイデン大統領は1972年に妻と娘を失い、息子のボーとハンター・バイデンのシングルファーザーとなってしまった。「彼の2人の息子、ボーとハンターが失ったすべてのことを考えると、もし私がジョーにイエスと言うのであれば、それは永遠の誓いでなければならないとわかっていました」「だから最終的には、ジョーと息子たちへの愛がどんな不安よりも勝っていることに気づき、 イエスと答えました。そしてそれから46年後の私たちがここにいるのです」とジルは述懐した。

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