歌手テイラー・スウィフトが、自身のコンサートフィルムのプレミアに歌手ビヨンセが来てくれたことは「おとぎ話みたい」と語った。米ロサンゼルスのザ・グローブでテイラーの「エラズ・ツアー」を収めた映画の試写会が11日に開催され、多大な影響を受けたビヨンセが出席したことにテイラーは感動したという。
テイラーは自身のインスタグラムに、映画館の席にポップコーンの箱を挟んでビヨンセと一緒に座る動画を投稿。「本当にうれしい。ビヨンセの影響なしに自分の人生がどうなっていたのか全くわからない」「彼女は、私やあらゆるアーティストにルールを破り、業界の規範を超えることを教えてくれた。寛大な心の持ち主。立ち直る力と多才さ。私のキャリアを通して光を照らし続けてくれる彼女が今夜来てくれたことは実際おとぎ話みたいだった」
今回オスカー・デ・ラ・レンタのブルーのドレスで登場したテイラーの応援には他にも、マレン・モリス、アダム・サンドラー、フレイヴァ―・フレイヴ、シム・リウとアリソン・スー夫妻らが駆け付けていた。
今回の映画は9月に行われたカリフォルニア州SoFiスタジアムでの最初の3公演を記録したもので、サム・レンチが監督、レンチは他にもビリー・アイリッシュやリゾのコンサートフィルムを手掛けた経験がある。
テイラー・スウィフト・プロダクション製作による同映画は上映時間165分、「エラズ・ツアー」のセットリストが全44曲、合計3時間以上に渡ることから、コンサートを最初から最後まで流すものではないようだ。