2024年7月の東京都知事選で、3選を果たした小池百合子都知事(72)に次ぐ約166万票を集めた前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏(42)が15日、都内で会見し、夏の東京都議選に向け、地域政党となる新しい政治団体「再生の道」の設立を発表した。参院選の前哨戦となる都議選の全42選挙区で候補者を擁立を目指す意向で〝石丸新党〟が動き出した。
自身の都議選への出馬については「出ません」と明言した。都知事へのこだわりは「あるともないとも言えます」と話した。
石丸氏は「玉木(雄一郎)さんに相談をしたい。これは私の肌感覚なんですけれども、再生の道と国民民主党は支持層が結構重なっている、かぶってしまう。そこはうまく棲み分けたい。協力というと言い過ぎかもしれませんけど、話はできるんじゃないかなと思っている」と、国民民主党の玉木雄一郎代表(55)との連携を示唆した。
会見で、石丸氏は「再生の道をもって、日本の再生を始めていきたい。まずは東京都から始める。自分たちの力でこの町を、この国を何とかしたいという志のある皆さん、お待ちしています」と呼びかけた。