立花孝志氏「当時のNHKは誰でも入れた」ジャニー氏から局内で性被害受けた男性証言に

杉田 康人 杉田 康人
国会内でNHKから国民を守る党の定例会見に臨む立花孝志氏
国会内でNHKから国民を守る党の定例会見に臨む立花孝志氏

 NHKから国民を守る党党首で、政治家女子48党の代表権を大津綾香氏(30)と争う立花孝志氏(56)が13日、国会内で会見し、NHKが9日、同局のニュース番組「ニュース7」で、都内のNHK放送センター内でジャニーズ事務所創業者のジャニー喜多川氏から性被害に遭ったと訴える30代男性の証言を放送したことに触れ「その事件があった当時っていうのは、誰でもが出入りできる状態。セキュリティーがなかった」と、信憑性が高いとした。

 男性は2002年秋、ジャニーズJr.が出演する「ザ少年倶楽部」への出演を希望。同局を訪れダンスの練習に参加していたところ、会場で喜多川氏から声をかけられ、男性用トイレで性被害に遭ったと主張している。ネット上では、NHKに押しかけた男性がどうやって局内に入ったのかなど、疑問を示す声もあった。

 立花氏は、NHKと無関係のホームレスが放送センターの宿直室で約4年間生活していたこともあるとし「セキュリティーがないから。僕は2005年までNHKにいましたけども、入館証でタッチしたり自動扉みたいなゲートができたのは僕が辞めてから。NHKの中ではトイレだけじゃなくて、打ち合わせ室に鍵をかけHなことをしてるっていうのは誰も驚かない」と暴露した。

 局内からグランドピアノや編集機が盗まれたこともあるといい「出入りの業者とかをチェックするようになったのは2005年以降の話で、今回ジャニーさんのそういう被害が出ているっていうのは誰しもが…特に子どもとかが入って行っても誰も止めないです。身分証明書とかを、首からかけているヤツの方がかっこ悪いという風潮があった。当時のNHKっていうのは、相当ずさんだった。そういうところなんですよ」と振り返った。

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