90%の正確性を持って、宇宙人(地球外生命体)を探知できる人口知能(AI)のシステムが開発されていることが分かった。この新技術に関して、研究者らは人類が太陽系、そしてそれを超えて生命を発見する能力を大幅に進歩させるものと自信を見せている。
アミノ酸など生命の構成要素の多くが宇宙ではすでに検出されているものの、それが生体に関する、実際に生命のしるしと判断するのは困難だという。研究を指導した米バージニア州ジョージ・メイソン大学のロバート・ヘイゼン博士は説明する。
「これは、我々が別の世界で生命に関する生化学的証拠を見つける能力を大幅に進歩させるものです」「生命の証拠を探すスマートセンサーや無人探査機の使い方が広がります」
「別の惑星、生物圏から生命体を見つけることに繋がる可能性もあります。私たちが知る地球でのそれとは非常に異なる生命かもしれません」「そして別の場所での生命のしるしが見つかった場合、地球と別の惑星との間の共通の起源の有無がわかることとなるでしょう」