「VIVANT」別班に裏切者か 別班会議で不審発言した2人に疑念 知らないはずの事実ポロリ

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 堺雅人
 堺雅人

 堺雅人主演のTBSドラマ「VIVANT」は27日に第7話が放送された。国家安全を守る精鋭部隊・別班の乃木憂助(堺雅人)らが、謎組織テントに接触し最高幹部ノコル(二宮和也)を捕獲する作戦を敢行。最終盤、テントとの接触に成功したが、乃木が突然、他の別班メンバーに発砲。衝撃の展開となった。

 物語ラストに向け、数多くの伏線が張られたと目され、ネット上の考察も白熱している。ドラマ主題の「敵か味方か、味方か敵か」のとおり、別班、テント双方に「裏切者」「2重スパイ」「内通・共謀」があるとの推察も多い。

 静かに進んだ前半の「別班会議」。乃木はこの場で初めてテントリーダーのノゴーン・ベキ(役所広司)が実父乃木卓であるとの見方を黒須駿(松坂桃李)を含めたメンバーにも伝えた。乃木が発端を「考えられるのは公安が何らかの事情で父乃木卓を見捨てた」と語ると、黒須が「(卓の視点では)家族を殺された分、恨みが倍増しますね」と語った。

 この時点で黒須は、亡くなったとされている乃木卓が生存していた旨の説明は受けているが、妻明美(高梨臨)ら家族の詳細は知らないはずとの指摘もある。

 一方で、黒須が凄腕ハッカー・ブルーウォーカー(=太田梨歩、飯沼愛)の協力を得てテント幹部・ノコルの存在をつかんだと説明した場面では、画面には性別も「UNKNOWN」と記載されていたが、熊谷一輝(西山潤)が「ベキの息子という可能性も?」と発言している。

 黒須と熊谷の発言は、テントとの内通疑惑を深めている。

 また終盤の乃木の裏切り・発砲など不可解な謎は、乃木とノコル(二宮和也)が事前に結託するなど共謀していれば、多くの謎が解決するとの指摘もある。

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