NHK大河ドラマ「どうする家康」は次回27日に徳川重鎮・石川数正(松重豊)の出奔などが描かれ、タイトルが第33回「裏切り者」であることが告知された。
1585年、数正が突然出奔し、秀吉のもとに移ったと伝わり、その理由は戦国の謎とされる。
小牧・長久手の戦いが描かれた20日の第32回「小牧長久手の激闘」では、徳川四天王と温度差ある数正が、険しい顔で思案する様子が描かれた。勝利に沸く中で、家康(松本潤)に「されど…秀吉には勝てぬと存じまする。1戦を制しただけのこと。秀吉は我らの弱みにつけ、そこにつけ込んでくる存じまする」と述べた。
数正は秀吉と対面して以降、その不気味な人徳を恐れている。
離反は徳川のためと目されていたが、不穏な「裏切り者」のタイトルにネット上は騒然。「かなり辛みが深い回になりそう」「タイトル裏切り者か…」「数正出奔のタイトル名が『裏切り者』なの辛い そんな、、、直球に言わなくても…」「数正が裏切りのわけがない裏切り者とし、実は味方っていうことにかけたい」「次回タイトル時点でゾワゾワする。裏切り者。誰が、何がどうなってそう呼ばれることになるのか」「数正の冷静な視点と次回予告の出奔が悲しい」「出奔やめてー」「家康のメンタルが一番辛いとこをついてくる!」と反応する投稿が相次いでいる。
一方で「裏切り者は真田」「真田昌幸登場と『裏切り者』のサブタイを重ねるのはややこしすぎるだろ」との指摘もある。