立花孝志氏(56)、斉藤健一郎参院議員(42)と政治家女子48党の代表権を争う大津綾香氏(30)が15日、自身のX(旧ツイッター)で、黒川敦彦氏(44)を自身が運営する同党の幹事長から解任したと発表した。
大津氏は、14日付で黒川氏を解任したとして、Xで「党運営の方向性の違いでこのような形になってしまいましたが、教えていただいたことを、これからも大事にして精進して参ります」とし、党運営の方向性の違いによる解任だと説明した。
黒川氏は15日、XやYouTubeで「辞任を迫られましたが、辞任する道理がないので解任となりました。本当に残念です」とし、自身の2024年7月の東京都知事選出馬や、2025年の参院選で自身の政治団体・つばさの党から全国比例で独自に候補者を擁立予定であることを明かした。
政治家女子48党は、立花氏側が9日に国会内で開いた総会で、党名を「NHKから国民を守る党」に変えることを議決。総務省に申請しているが、大津氏側は「党の総会ではない。議決も一切、本党とは無関係」と主張している。