ナッツに、うつ病となるリスクを減少させる効果があることがわかってきた。新たな研究によると、毎日、少量から適量のナッツを食べる人々は、全く食べない人々に比べうつ病になるリスクが17%も減る結果が見られた。
研究開始時にうつ病を患っていない英国の37歳から73歳までの1万3500人を対象に調査が行われた。被験者のナッツの消費量を記録し分析したところ、他のライフスタイルや健康要因とは無関係にナッツがメンタルヘルスに好影響を与えることが判明した。
スペインのカスティーリャ=ラ・マンチャ大学による同研究を指導したブルーノ・ビゾゼロ=ペローニ氏はこう話す。「今回の発見はナッツを食べることに関してまた別の利点があることを示しています。ナッツの消費でうつ病が17%減少したのです」「この結果は人々がナッツを進んで食べる根拠を更に強化することとなります」