女優セレーナ・ゴメス(30)は数々の健康問題を乗り越えてきた今、「生きていることに感謝」しているそうだ。「バーニー フレンズ」で子役として一躍有名となったセレーナだが、 自己免疫疾患である全身性エリテマトーデスを発症、2017年に腎臓移植を受けている。
不安症やうつとも闘ってきたセリーナは自身のドキュメンタリー映画「マイ・マインド・アンド・ミー」で長年にわたる健康上の苦悩について「ありのままのあなたでいて。あなたが何をしているかなんて、誰も気にしない。自分が誰であるか、そして自分がどこにいても大丈夫であることが重要。私は生きていることに感謝している」と語っている。
また、セレーナは「超有名人」になりたいわけではないものの、自分のプラットフォームを使ってポジティブさを広めることを決意しているのだとして、予告編の中で「私の人生、子供の頃からずっと私は働いてきた。超有名人にはなりたいというわけではないけど、もしこれが私の立ち位置なら、そのことを良いことに活用しなければならないと思っているわ」と説明。名声と成功を手に入れた一方で、常に自分自身に疑問を抱いてきたそうで、何が自分を止めていると感じているかと尋ねられ、「自分が完璧ではないという事かしら。それは私が幼少期にたくさん感じていたことなの」と答えている。
そんなセレーナだが、アルバムカバーの写真撮影の際、過剰に女性の性を強調させられ「不公平」な立場に立たされたと感じたことがあるとして以前「アルバムカバーの撮影をした後、本当に恥ずかしくなったの。私はその感情を克服しなければならなかった。もっと深いところにある何かと繋がっていて継続しているものだと気が付いたから。そして、その選択に満足したとは言えないけれど、私はベストを尽くしたと思っているし、少なくとも自分らしくいようと思っているわ」と明かしていた。