米国の歌手ケリー・クラークソン(41)が、マネジャーのブランドン・ブラックストックとの破局を受けて、『ピース・バイ・ピース』の歌詞を変えた。2013年~21年までブランドンと結婚していたケリーは、最近のラスベガス定期公演で同曲の修正バージョンを披露。変更した経緯について観客に「私が最初にこの曲を書いた時は希望に溢れていたの。そしてまあ、時には希望が絶望に変わることもあって、この『ピース・バイ・ピース』になったってわけ」と説明した。
この曲は、親が不在の環境で育ったことによりケリーが受けた辛さに焦点を当てている2004年のヒットシングル『ビコーズ・オブ・ユー』の続編として15年にリリースされた。
『ピース・バイ・ピース』のオリジナル・バージョンでケリーは「彼は決して立ち去らない/彼は決してお金を求めない/彼は私を大事にしてくれる/彼は私を愛してくれる」と歌っているが、修正ヴァージョンでは「私はただ立ち去るの/お金を要求されたら/私は自分を大切にするの/自分を愛しているから」と歌っている。
ブランドンとの間にレミー君(7)とリヴァーちゃん(8)をもうけたケリー、子供たちは自分と元夫の復縁を「望み続けている」そうで、「子供たちはまだ辛い時間を過ごすでしょう。あなたが出て行こうが残ろうが、関係ないわ。3年経った今でも、私は(子供たちと)会話をしているの」と出演したポッドキャスト番組『ウィ・キャン・ドゥー・ハード・シングス』で語っていた。