映画「バービー」のケン役俳優 娘たちからビミョーな反応「彼女らにとっては十分奇妙な作品」

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ライアン・ゴズリング
ライアン・ゴズリング

 俳優のライアン・ゴズリングの娘たちは、父親が映画『バービー』でケンを演じることを「変」だと思ったそうだ。グレタ・ガーウィグ監督がメガホンを取った、ファッションドール「バービー」を実写化した同新作映画で、ライアンはマーゴット・ロビー演じるバービーの恋人ケンを演じている。だが妻エヴァ・メンデスとの間にもうけた二人の娘、エスメラルダちゃん(8)とアマダちゃん(7)は、父親がバービーの男友達を演じることに大きな違和感を覚えたようだ。

 9日にロサンゼルスで行われたプレミアに登場したライアンは、この映画を子どもたちに見せるのかと聞かれ、Etonline.comにこう答えた。「まあ、僕がケンを演じたことで、彼女らにとっては十分奇妙な作品になったと思うよ。その、ケンのエネルギー全開の姿を見せるのは、ちょっと遠慮しておこうかなという感じだね」

 一方で2人の娘たちは映画の一部を見ており、役を完成させる手助けをしてくれたそうで、「彼女らは(映画の)断片をたくさん見てくれて、僕をたくさん助けてくれた。僕に大きなインスピレーションを与えてくれたんだ」と明かしていた。

 またライアンは、映画のプロデューサーのひとりも務めた主演のマーゴットを称賛。「バービーの夢物語」を実現する手助けをしたとしてこう続けた。「マーゴットはこの映画をプロデュースし、この映画を作り上げた。プロセスを構成し、僕ら全員のために環境を整えてくれた。つまり、これ(プレミア)は(映画の)撮影がどのようなものであったかを示している」「彼女はこの映画を作り上げ、あらゆる方法で実現させたんだ。素晴らしい事だよ」

 同作は、クリストファー・ノーラン監督の新作映画『オッペンハイマー』と同じ21日に全米公開予定(日本公開は8月11日)。ガーウィグ監督は、この2作品にライバル意識はなく、ファンに両方を観に行くよう勧めている。

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