飛行機事故で重症を負った米人気ドラマー 妻のおかげで恐怖症乗り越えた!事故後30回目のフライト達成

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トラヴィス・バーカー
トラヴィス・バーカー

 BLINK182 のドラマー、トラヴィス・バーカー(47)が飛行機事故以来30回目のフライトを達成し、自分を「癒してくれた」妻コートニー・カーダシアンに感謝を伝えた。トラヴィスは2008年、搭乗していた飛行機が事故に遭い、2人のパイロットとトラヴィスの警備員、そしてアシスタントがこの墜落事故で死亡した。生存者2人のうちの1人となったトラヴィスは体の半分以上に重度の火傷を負い、11週間入院、27回の手術を受けていた。

 この悲劇的な事故を受け、その後何年もの間飛行機に乗ることに恐怖を感じていたトラヴィスが再び飛行機で世界中に飛び、演奏することを可能にさせたのは妻コートニーの存在だった。

 今回のフライトを記念しトラヴィスはソーシャルメディアに「飛行機事故以来、30回目に飛んだところだ」「素晴らしい妻の癒しの愛がなければ、ツアーをすることも、再び人生を楽しむこともできなかっただろう。愛してるよ」と投稿している。

 コートニーはまた、2021年のトラヴィスの46歳の誕生日を祝うためお互いの子供たちとメキシコのカボ・サン・ルーカスへ旅行に行った際、飛行機恐怖症のトラヴィスの娘アラバマ(17)もサポートしていた。

 同年、飛行機事故以来初めて飛行機に乗ったトラヴィスは、飛行機恐怖症を克服するよう説得したのはコートニーだったと明かしている。「僕は彼女と取引をした。彼女が『一緒にイタリアに行きたい。一緒にカボに行きたい。一緒にパリに行きたい。ボラボラ島にも一緒に行きたい』と言ったんだ。僕は、『じゃあ、君が飛行機に乗りたいと思う日が来たら、君と一緒にそうする。君となら何でもするよ。24時間前に言ってくれ』と言った。そして彼女はそうした」

 トラヴィスは、コートニーが自分の人生を変えたとし、こう続けている。「まだ僕にとっては新しいことだけど、僕の人生でトラウマになったようなことを乗り越えられるような強さと希望を与えてくれるものがある」「彼女は間違いなく僕にとってそういう存在だ。彼女といると無敵なんだ。夢にも思わなかったよ。また空を飛べるなんて考えもしなかった」

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