ブリンク182のトラヴィス・バーカー(45)が、2008年に死者4人を出した飛行機事故について振り返った。同乗していたトラヴィスのアシスタントとセキュリティガード、そしてパイロットの2人が命を落としたその事故で、重傷を負いながらも生き残ったトラヴィスは、それ以来、鎮痛薬を止め、健康的なライフスタイルを心がけるようになったという。
メンズ・ヘルス誌にトラヴィスはこう話す。「よく人からリハビリ施設に行ったのか?って聞かれるんだけど、『行ってない。飛行機事故に遭っただけ』って答えるんだ。あれが俺にとってのリハビリだったんだよ」「友達を3人失って、自分も死にかけたわけだ。それで目が覚めたんだよ。あの事故を経験していなければ、悪癖を止めることはなかっただろう」
あの事件以来、飛行機は一切使わず、移動はバスと車、船のみを利用しているというトラヴィスだが、17歳と15歳の子供たちの良き手本となるよう、いつかはその恐れを乗り越えたいと話している。